何かを伝えるとしても、相手に覚えてもらえる伝えたえ方と相手に覚えてもらえない伝え方がある
昔聞いた童話をずっと覚えていたり、人から聞いた話が何故か記憶に焼き付いている、などあると思うが、
このように記憶に残る伝え方には法則がある
いかに記憶に残る伝え方の6つの法則について
①単純明快である
言いたいことを全て詰め込んでも相手はそれを理解できないし、理解できてもすぐに忘れる
枝葉の部分は削ぎ落とし、伝えたいことの格となる部分を見極めることが必要
しっかり伝えるべき内容の優先順位を決めるべき
あれもこれも伝えようとしては、結局何も伝わらなくなる
ただ、短ければいいというわけでなく、しっかり深みもほしい
理想は
「自分がしてもらいたいことを、他人にもせよ」
ということわざ
単純明快であるが、重みや深みもある
②意外性がある
相手の興味を引くには、予想を裏切ることが必要
予想を裏切らないと、相手も興味を失い、話を聞いてもらえなくなる
また、驚きには
興味をひく役割と
興味をつなぎ止める役割がある
興味を引くには既存の概念を壊すアイデアをすればいい
プロテイン飲むと太る、みたいな話はその典型
興味をつなぎ止めるには、話を意図的に曖昧にし、相手に疑問を持たせ、好奇心を産ませると良い
あえて結論を出さず、はぐらかす感じ
③具体的である
抽象的なものを理解させる意は具体的にすべき
人間の行動や五感を通じて理解できるようにしてあげると具体的になる
現実的なものに置き換えてあげるイメージ
④信頼性がある
権威なのかデータなのか、信頼できるものがないと人は耳を傾けにくい
わかりやすいのは専門家が発しているかどうか
また、相手に検証してもらうもの良い
例えば、相手に質問を投げかける
「あなたはこれまで何度ダイエットにチャレンジして失敗してきましたか?」
みたいな感じ、人に自ら検証してもらうことで、自分の話を信じてもらえやすくする
⑤感情に訴える
何かを訴えるには感情をきたて流のが有効
怒り、悲しみなど負の感情は特に強い、記憶に残りやすい
10代の人に喫煙をやめさせるのに、喫煙がもたらす健康被害の恐ろしさを伝えるよりは、タバコ会社の人をタバコに依存させるやり口に対する怒りを煽るほうが効果がある、など
⑥物語性がある
物語性があるものが最も記憶に残りやすり
そこに、感情に訴え、意外性もあり、テーマが明確な物語であるともっと頭に残りやすい